抗アレルギー作用で花粉症も抑制

2月頃になると何かと話題なるのが花粉症です。

   この花粉症、

     季節性アレルギー性鼻炎…約2500万人

     通年性アレルギー性鼻炎…約1500万人(ダニ、ハウスダスト等)にのぼると推定されています。

    この原因としてアレルギーの原因物質である花粉などのアレルゲンの増加や食生活や大気汚染等の環境の変

   化によるアレルギー体質の亢進と考えられています。

   ヒトには、外来の異物を排除して生体を守る免疫というシステムが備わっていますが、花粉やダニなど本来無

   害なものに対して免疫系が過剰な反応を起こすのがアレルギーです。異物(抗原)が侵入するとマクロファージ

   などがこれを取り込み、T細胞に抗原提示します。Th0細胞は抗原の種類や提示の状況によってTh1かTh2に

   分化し、Th1は細胞性免疫の活性化へ、Th2は液性免疫の活性化へつながっていきます。しかし、アレルギー

   患者の場合はこのTh1とTh2のバランスが崩れてTh2優位な状態になっていることが多いと考えられています。

    この状態で、花粉などのアレルゲンが侵入すると、Th2がB細胞を活性化してIgE抗体の産生を促し、肥満細胞

   (マスト細胞)に結合したIgE抗体に再度侵入したアレルゲンが結合してマスト細胞からヒスタミンなどのケミカル

   メディエーターが放出されます。これらのケミカルメディエーターがくしゃみ・鼻みず・鼻づまりなどのアレルギー

   症状を誘発します。

    乳酸菌は経口より腸に行くとパエル板M細胞から取込まれ、細胞性免疫を活性化し、Th1が産生され、Th2と

   Th1のバランスが正常化され、アレルギー症状が緩和されます。

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